青森県遺族連合会

令和2年度事業計画

1.基本方針

昨年はおよそ200年ぶりの天皇陛下の生前退位で、御代替りが執り行われ令和の御代となった。

平成が戦争のない平和な時代となったのは、上皇陛下の姿をもって戦争の悲惨さ、平和の尊さを国民にお示し下さったことをはじめ、多くの人々のたゆみない努力の上に成り立ったものであり、その一翼を遺族会が担ったことは言うまでもない。

戦後生まれが8割を超え戦争の記憶が風化する今日、戦争の悲惨さや平和の尊さを人々に訴えかけるには、容易ではなく大変な努力が必要である。しかし、歴史は日々の積み重ねであり、戦後生まれの天皇皇后両陛下が、我が国の安寧と世界の平和を願い、歩みを進められていることに思いをいたし、私たち遺族会は、これからも平和な社会の構築を担う活動を次世代に繋いでいかなければならない。

英霊顕彰の根幹である内閣総理大臣の靖国神社参拝は、一部の近隣諸国に配慮し、参拝が途絶えていることは誠に遺憾に堪えない。国の礎となった英霊に尊崇の誠を捧げるため、国の代表である内閣総理大臣が靖国神社に参拝することは当然であり、参拝の定着に向け、引き続き運動を推進しなければならない。

青森縣護國神社は県民護持の神社として、昨年、青森縣護國神社創建150周年記念事業として各種事業を実施し、6月の記念祭、祝賀会で無事終了しました。

今後とも、英霊顕彰を推進する上からも、各市町村遺族団体の協力を得ながら、護國神社への団体参拝を推進していく。

処遇改善運動については、戦没者遺族、特に近年高齢化著しい遺族に対する公務扶助料・遺族年金等は他の公的年金とは性格を異にするもので、あくまでも国家補償の理念に基づき改定されるべきである。

今年6月頃、第11回特別弔慰金の申請が始まる予定であり、対象となる遺族会員にスムーズに手続きが進められるよう、協力したいと考えている。

本年、青森県遺族連合会は公益社団法人へ移行して7年目を迎えるわけであるが、当連合会は、英霊の慰霊・顕彰等を行い、平和の尊さを後世に伝えることにより、日本と世界平和の確立に寄与するとともに、戦没者遺族の福祉の増進を図ることを目的としている。この目的達成のため組織化された「青年部」の活動に期待し、可能な限り支援する。

ここに令和2年度の活動方針・事業計画を策定し、今後とも会員及び関係各位のご協力を得ながら、本会一丸となってその推進を図り懸案事項の解決に邁進します。

2.活動方針

1 英霊顕彰運動の推進

私達が今日、平和と自由の恩恵を享受できるのは、戦没者の尊い犠牲がその「礎」になっていることを国家、国民は決して忘れてはなりません。

安倍総理は平成25年12月、7年4か月振りに靖國神社に参拝されました。しかしながら、それ以来6年間総理の靖國参拝は途絶えています。残念です。総理、閣僚には是非とも靖國神社を参拝していただくとともに参拝定着化に向けて一層の努力を傾注する必要があります。

また、本県にあっては、知事・県議会議員・市町村長等の青森縣護國神社への参拝は、年々増えているものの、引き続きの参拝要請並びに参拝者増の実現を図ることとします。

2 処遇改善運動の推進

本会の最重点項目であった「特別弔慰金」については、自民党遺家族議員協議会の先生方等のご尽力により継続したうえで、第11回特別弔慰金の申請手続きが開始される予定となっております。

公務扶助料等受給者が失権した場合、速やかに特別弔慰金が支給されること等の支給要件の見直しについて検討することを要望していきます。その他、本会の要望事項の完全実現を図ります。

3 組織の拡充強化

高齢化が著しい中にあって、本会の使命である、英霊の顕彰と戦没者遺族の福祉の向上は今後も推進していかなければなりません。これまで、組織の活動主体として遺族会活動の推進を図ってきた「女性部」に加え、活動の一翼を担えるよう平成28年度「青年部」を設立しました。今後とも青年部自立に向けた支援、指導、育成に努めるとともに引き続き新会員入部を促進します。

特に、後継体制の整備推進に当たっては、大黒柱を戦争で失った戦没者遺族の家庭において、子育てをはじめとした家庭全般の中心軸として働いてきた戦没者遺児の妻の役割は誠に大なるものがあります。

引き続き特別弔慰金受給者、慰霊友好親善事業及び遺骨収集事業のみの参加者に対して、積極的な働きかけを行い、新たな会員として入会を要請し組織の充実に努めます。

組織活動の維持には、財政の確立が不可欠であります。社会情勢の変化に対応した組織の拡充強化に努め、あらゆる方途を講じて資金の確保に努めます。

4 慰霊巡拝事業の推進

青森県遺族連合会は、引き続き会員の慰霊友好親善事業をはじめとした海外慰霊巡拝事業への参加を推進します。

また、各種慰霊巡拝事業の趣旨、意義について、会員への理解を深めるとともに事業への参加促進を図ります。

5 社会奉仕活動の推進

青森県遺族連合会は、これまでの青森縣護國神社への関与の経緯からして、また、英霊顕彰の本県唯一の中核施設である青森縣護國神社が、本来の姿である「県民護持の神社として再生」を図り、神社が自立化するための環境整備に積極的に協力します。

このため、女性部を中心とした青森縣護國神社への奉仕活動充実と共に神社環境の整備等に向けた積極的な社会奉仕活動(ボランティア)の企画実施を展開します。

3.事業計画

公益社団法人 青森県遺族連合会 平成31年度事業計画 (日程)

画像をクリックするとPDFでご覧いただけます

青森縣護國神社永代神楽祭青森縣護國神社永代神楽祭クリックすると画像が大きく表示されます